 
   
     デイトレード向けマルチモニター対応パソコン、略してデイトレPCなら1台のパソコンで複数のモニターを操作できます。
       キーボードとマウスも1個ずつで操作できます。
	    
	    複数のモニターに表示できる理由は、グラフィクカードにあります。
	     
一般的に1枚のグラフィクカードで2個のモニターに表示できますが、4画面対応のデイトレ
	       PCはグラフィックカードを2枚使うことによって4画面が表示できるようになります。
	     4画面なら以下のようなグラフィックカードを2枚搭載しています。
      
 
		 パソコンとモニターの接続は、用意したモニターの端子によって決まります。
	      上記のグラフィックカードなら、VGA・DVI・HDMIの端子が1個ずつあり、このうちの
	      どれか2個とモニターが接続できます。	      
	      
	      VGA⇒D-Sub15ピンのアナログ端子
	      DVI⇒デジタル端子
		 
		4画面対応のデイトレPCの場合は、
		  パソコンに2枚のグラフィックカードがついています。
		  パソコンの背面は左図のような端子が並んでいます。
		  VGA端子、HDMI端子、DVI端子がそれぞれ2個ずつ付いています。
		  1枚のグラフィックスカードには3個端子がありますが、このうちのどれか2個とモニターが接続できます。
		  また、DVIとHDMIは変換することができます。
		  
		  DVI⇒VGA
	    HDMI⇒DVI
		 ちょっと高い4画面か8画面対応のデイトレPCでは、1枚で4画面に表示できるグラフィック
	      カードを採用しています。
	      
	      
	      ELSA NVIDIA Quadro NVS 450
        1枚で最大4画面の表示が可能なグラフィックカード
		 
		1枚で最大4画面の表示が可能な「ELSA NVIDIA Quadro NVS 450」は、接続端子4個がすべてDisplayPortになります。
		  DisplayPortからDVIへ変換するアダプタが付属しています。
	    VGA端子での接続はできませんのでご注意ください。
		
		複数画面のビデオカードの設定は簡単です。
		  設定画面で、メインで使用するモニターを決めたり、それぞれのモニターの解像度が
		  変更できます。
				 
		デイトレPCは、複数のグラフィックカードを搭載することによって、マルチモニター環境を実現することができます。
		  しかし、グラフィックカードを複数搭載する際に注意すべきポイントがいくつかあります。
		  そのポイントは4つ。
	    この4つのポイントを押さえた上でマルチモニター環境を構築すれば大丈夫!
		 
		接続端子が3個や4個ああるVGAでも、実際にモニターに表示できるのは通常は2個まで
	    ※最近は3個接続できる商品も増えてきています
		 
 
チップが異なる場合でもドライバーが同じならマルチモニターの設定ができます
 
複数のグラフィックカードを使用してマルチモニター環境をつくる場合は、同じメーカーで同じ型番のグラフィックカードが必要です。
  異なるメーカーや、異なる商品ではグラフィックカードのドライバーが異なるため、設定が合いません。
  同じメーカーで異なるグラフィックカードでも、稀に同じドライバーなら設定ができます。
   
  高性能なVGAは大きなファンが付いているため隣接スロットを占有し、物理的に干渉してしまいます。
   
  高性能なグラフィックカード(VGA)はそれだけチップが高熱になるリスクがあります。
    そのため、高性能なVGAには、ほとんど冷却用のファンが付いています。
    このファンのために、マザーボードのVGAをさすスロットは1スロットでは足らず隣接スロットを占有してしまいます。
    高性能なVGAを複数搭載すると、マザーボードのスロットの配置のために物理的に干渉してしまう可能性が高いので注意が必要です。
	 
	複数のVGAをつけるので熱がこもりやすい
	  そのため、PCケースのサイドパネルに空気の流入口がある方が望ましい
	  